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ただ…愛してる

第22章 終わりに…

はなこさんと
俺は…話し合い
来年の1月初旬に届けを出すことにした。



平松さんの事を涙ながらに
話す俺を、一緒に泣きながら聞いてくれた



はなこさんは
一言



お墓にお邪魔させて欲しいな…と


呟いたんだ。



窓の外は
まだ冬将軍達が暴れまわっている
昔、俺が見上げたような
狂ったような空でわなかった。



はなこさんの瞳に
俺が一杯に映って…



『はなちゃん…泣き虫な俺で
ごめんね。』


はなちゃんの顔は
にっこりとしながら



『気にしなくていい。イケメンの
泣き虫もいーかも。』


俺の前髪を
サラッとさわる



『はなちゃん…だから、俺は…
惹かれたんだ。その言葉少な目な
はなちゃんに…』



だろ?
俺自身に聞いた




はなこさんは
大笑い



『さぁ。どうなのかな。あいと(笑)』





二人は…この距離感で行こう…

磁石のように…
運命のように…




…ただ…愛してる…









エンド…

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