テキストサイズ

ただ…愛してる

第3章 優しさ

スパゲッティを食べながら
音楽を聴いた
久々にバラードを聴いてみた

部屋中に響くバラードわ
波の様に寄せてわ返す
色んな想いを甦らせる


白黒の切ないバラード
赤茶色の木々を縫う様な
映像が
俺を通り越していく


もう…何年も
一人で、考えたり
振り返ったりしなかった


むしろ
孤独を感じる暇さえなく
その隙間を女が埋めていた



これから
どう生きていこうか
自分で決めて
歩いてきたから
サヨナラや後悔なんて無かった


就活の本やインターネット検索してみた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ