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ただ…愛してる

第5章 気に入らない

秋の夜長は
悶々としたものが
喉や胸をおおいつくした。



はなこが
いま
何をしてるのかが
気になって仕方なかった



はなこの長い髪
甘い匂い
たまらなく
いとおしく想う体を
もう一度触れたかった


気にくわない
あの態度
気にくわない
俺に色目を使わない女

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