テキストサイズ

ただ…愛してる

第7章 まだ…?

あいとは、はなこを見ながら
ケーキを頬張る


続けて話し出した


『はなこさん…俺…母親の愛人の
子供なんだ。』


平気な顔して言った


『だから?』はなこさんは
俺を見た



『んでさ、捨てられたの生ゴミと
一緒にビニールにくるまれてさ
虐待か虐待されてた。だから…
俺病んでるんだ。人を信用出来ない
まぁ、信用できてたけど…もと彼女
裏切られてから…また、おかしく
なってんだよ…だから…
こんな俺だけど…』




はなこさん…泣いてる?



人差し指を俺の唇にあてて
俺を抱きしめた。


甘い柔らかな匂いが
俺を安らぎへ導き



はなこさんは、俺にキスをした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ