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ただ…愛してる

第10章 将来

はなこさんと息子君が
玄関で立っていた


俺は…ホスト時代で使っていた
吸血鬼の服を着て
飛び出した



息子君は
泣きわめき
おにーちゃんが吸血鬼になったぁと
わめいていた


はなこさんは
ケタケタ笑いこけ
俺の頭を一発叩いた。



『ほら。おにぃちゃんでてきたよー』





バスルームから
普段の俺が出てきたら
飛び付いてきた



子供ってこんな
可愛いんだ



はなこさんは
ご飯を作りながら
携帯で仕事の話をしていた



俺は…息子君とWiiをしていた。



家族いーよな…

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