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ただ…愛してる

第20章 家族になる日

テーブルでうたた寝をしていた
はなこを
隼人は起こす


『お母さん。ただいまぁ』


あいとは
テーブルに…花と紙を置いた


『隼人先に風呂に入ろーぜ♪いくぞ』


手招きしながら

コートを脱ぐ


『はぁい。入ろーぜ♪入ろーぜ♪』


騒ぐ声に

起き上がり
二人に手をふる
はなこ。



テーブルに…花
不思議そうに紙を開く
あ!と驚き



『あいと…婚姻届け…やだ。強制的ね』


もうシッカリと自分の名前を記入して
はなこのみになっていた。



はなこは
花の香りを嗅ぎながら…


ボールペンを手に取り
書き出した。

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