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そして僕等は絡み合う

第3章 西垣 静湖の場合

もしそれなら、まだキスだけだよな。


先ずは、突っ込むか…。


「二人って…付き合ってるんですか?」


瞬間、宮脇さんの顔が露骨に歪み


「違う違う違う!ないないないっ!!」


慌てて否定してるし…。


怪しいけど、多分そうだろう…高橋さんは…笑ってる。


読みにくい人なんだな~。


まあ、攻略するには、面白そうだけど。


宮脇さんは、気が無いならチャ~ンス!


恋愛は障害があるほど、燃えるよね!


取り敢えず、今日は印象付けをしておく事かな。


「高橋さん!今日から宜しくですぅ~!」


「宜しくぅ~。挨拶まだ行けてなくてごめんね!」


「いえいえ~良かったら、引っ越しパーティーしません!」


高橋さんは、笑顔で


「いいね~!じゃあ、宮脇ちゃん家でやろっか!」

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