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僕の初恋。

第5章 ☆二人の誓い…

「…無理…してないよ?…先生が悲しい顔するんだもん…。僕が笑わないと先生、笑ってくれないって思って…。もう僕、絶対泣かないよ。だから…悲しい顔しないで?」

不安そうに俺の顔を覗きこんだ悠人が、優しい笑みで笑いかけてきた。
あぁ、ダメだ…。
俺はこんな純粋な子を愛し尽くせるのだろうか…

「先生?」
「悠人…」
「はっ…はい!!」
「もう、絶対お前の事を泣かせない」
「…へ?」
「何があってもお前の事を離さないし、泣かせない。だから、泣くまで抱え込むな。全部俺に吐き出せ。お前の全て…受け取ってやる」
「先…せ、い…」

我ながら恥ずかしいことを言ったな…

悠人が真っ赤だ。
可愛いなぁ…
すると…

「おっ…と」

急に悠人が抱きついてきた。

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