無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

唇が強く塞がれる。舌を吸い上げられ上手く喘げなくなった私は必死に舌を絡めあった。


彼の手が胸を上を這い、固く突起した乳首を摘ままれると彼のものをきゅっと締め上げる。


「くっ、…乳首弄られて気持ちいいんだ？今凄い締まった」


そのままグリグリと乳首を弄られ、体の性感体を全て刺激させられる。


「だっめぇ、両方苛めちゃ……壊れちゃうよ……ぉおっ！」


「ヤバい、文香最高だよ。お前のことが可愛すぎる」


「あっぁあ、ぁあっあー！」


「俺で崩れていくお前が好きだ、可愛いよ」


彼は余裕そうにずっと笑っていた。こんな程度では彼はなかなか感じてもくれない。私を苛め倒すその瞳の中には緩くカーブを描くUの文字が浮かび上がった。


Sだ、私が私じゃなくなるのを見るのが彼の楽しみなんだ。


ラストスパート、と彼は更に強く私のことを突き上げた。私も彼の体にしがみつき必至に腰を振る。何度も何度も揺さぶって、私に甘い快感を与え続けた。


「泣き顔たまらない、可愛すぎ」


「右京ひゃ、イッちゃっ…イクっ！」


耳元で彼が「イケよ」と囁いたのと同時に彼のものを強く締め上げ、思いっきりイッてしまった。その瞬間、ぎゅっと彼に抱き付いた私を彼も抱き締め返してくれる。


はぁはぁと息を落ち着かせていると、


「大丈夫か、文」


「っ……な、なんとか…」


「乱れすぎ、そんな姿俺以外に見せちゃ駄目だよ？」


「んっ……」


ちゅっとキスを落とされ、そのまま唇を抉じ開けられると中に潜んでいた舌同士がやらしく絡み合う。


さっきとは違い、優しいキスを私はトロトロに溶かされていった。






と、


「てか、朝から運動したから腹減ったな」


「……そうです、ね…………そろそろ食べないと…」


「うん、だから……………あと1回ね？」


「っ！！！」


そう言って起き上がっていた私の体を再度ベッドの上に縛り付ける。


もう勘弁してください！！！



【終わり】