無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ビクビクじゃん、そんなに吸い付いて」


「ああっ、やぁっあんっ！」


「はぁ、声可愛い、どっから出てんの…」


「んっふ」



指を出し入れしながら彼は私に口付けるとﾁｭｯﾁｭｯと音を立てるように私の舌を吸い上げる。何一つ乱れも見せない彼は私のことをどんどんと蝕んでいった。



「ふぁっ…ん……んぅ」


「っ…文香…」


「……ん、…駄目っ…イクっ」


「っ……」



爪先をピンっと伸ばすと来るであろう快感を受け入れる準備をする。が、その瞬間、彼は私の中から指を抜き取り何もなかったように入り口をなぞった。



「ふぇ……」



満足にイクことが出来なかった私は思わず切ない声を漏らした。なんで？どうして？と訴えるように涙が溢れ出す熱い瞳で彼のことを見つめるとぎゅっと体を抱き締められ頭を撫でられた。



「言ったでしょ？今日はゆっくりだって…」


「で、でも…私……もぉ、」


「もう駄目？」



彼の言葉に首を縦に振ると「素直だね」と軽くキスを落とされた。



「ごめん、文が可愛いから虐めたくなっちゃう」


「ふっ…」


「そんな顔しないでよ、本当、毎日犯したくなる」


「っ……」



してるじゃないですか、毎日。


彼は体を持ち上げるとゆっくりと私の脚を片方持ち上げ、片手で器用にベルトを外した。腕捲りをし、啄むように私にキスを落とすと、



「大丈夫、今から何回でもイカしてあげる」


「あ、…」


「挿れるよ」



そう言い終えると勢いよく私のことを突き上げた。ぐっと中に入り込むと奥を何度も強く打ち付けるためソファーが歪にスプリングを鳴かせる。



「ああっ、駄目、はぁあっやん！」


「駄目？こんなに締め付けてるくせに」


「あんぁんっ！奥まで…ぇ…ふぁああんっ！」


「っ…、ヤバ…っ」



激しい腰の動きで私のことを翻弄する彼の額にも珍しく汗が確認できた。