無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

私は彼の腕をぎゅっと掴むと、「やめてください」と言葉を発した。そんな私に彼はきょとんと首を傾げると、



「やめてもいいの？」


「っ……」


「……」


「……焦らすの…、やめてください……ちゃんと触って…」



あぁあぁ、もう！恥ずかしい！


火が出てしまいそうなぐらい熱い顔を両手で覆う。彼はそんな私を「馬鹿か」と優しく微笑み、その笑顔に思わずきゅんと心が高鳴った。



「で、どこを？」


「っ……右京さん！」


「ごめん…面白くて……」



彼は舌の先端を固くするとつんつんと胸の突起をつつき初め、時間が経つと今度は潰すように押し込んでくる。


背中にぞくぞくと快感が走り抜け何度も体を反り返す。彼はその一点のみを攻め続け、ざらざらとした表面でその頂全体を刺激した。



「ふっ、は…ぁ」


「……どうしたの文？、脚擦り合わせたりして…」


「っ……」



下半身が熱くなってくるのがどうしても耐えられなくて気付かぬうちに彼の下で脚を擦り寄せ、快感から逃れようとしていた。


ちゅーっと胸を吸い上げられ、私自身の限界も近かった。


なのに彼はそんな私を見て意地悪そうに目を細めると、唇を胸からその下へ向けて動かし始めた。



「右京…さ……」


「まだイッたら駄目。時間あるんだし、今日はゆっくりね？」


「んっ……」



彼は私のキュロットパンツに手を掛けると下へずらし、私の脚から抜いた。下着のみが残った状態で彼はぐいっと脚を開かせる。


そして下着の上から敏感な割れ目をなぞると、



「イッてないのにこんなに濡らしちゃって…」


「ひゃあっあ！」


「ヒクついてる、俺が欲しいの？」



彼の問い掛けにぎゅっと瞼を閉じ、こくりと頷くと、彼は私の脚から役目を果たしていない下着を抜き取ると私の脚の間に入り込んだ。


入り口を掻き回す彼の指に息をあげるとなんの合図もなく彼の指が2本中に入ってきて卑猥な音を鳴らす。


彼の指が中を擦る度に私の体は跳ね上がる。