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キャンバスのキミ

第3章 新学期

曽根君は…


楽しそうに男子と喋っている。


あんな風に笑うんだ…


あっ


ウッカリ目が合ってしまった。


慌てて目を逸らす。


「百合ちゃん、おトイレ行こう!」


隣に座っていた、百合ちゃんに声を掛け有無を言わさず百合ちゃんを引っ張り教室を出た。


もうっ!


苛立つ自分がよく分からなかった。




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