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キャンバスのキミ

第1章 最悪の夏の日

だけど馴れ馴れしく私の肩を引き寄せ耳元で、


「あんた、めっちゃ怖い顔してたぜ」


と言われたから、カアっとした。


「ちょっとあなた、勝手にイメージ変えないでよっ!」


「でも、前より良くなっただろ?」


そうかもしれないけど~


「でも勝手だわ」


「そりゃ、悪かった。顔より性格の方が怖そうだ」


舌をペロリと出し、あっさり去って行った。


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