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キャンバスのキミ

第10章 夏休みの部活

互いに集中して、無心だった。


静かな部屋の中、蝉の声だけが聞こえた。


「ねぇ、ここのタッチもう少し荒くしたら?」


「きゃっ、いきなり声かけないでよ」


耳元で言われてドキッとしてしまった。


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