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　まず王の側室となるに相応しき女官を人選し、その中の数人を王に側室として迎えてはと進言したのである。が、王は一向に首を縦には振らず、話そのものに気乗りがしない様子を見せた。いずれも若く美貌だけでなく才知に溢れた娘ばかりで、若い男なら食指を動かさずにはいられないような者たちばかりだった。