無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

―孫尚宮を中殿に迎えたいが、いかがなものであろうか。
　真面目なことで知られる崔内官は、この時、我が耳を疑い、次いで、自分が正気かどうかを疑ったという。
　王がどこまでも真剣すぎるほど真剣なのを知り、崔内官はむろんのこと、心から諫めた。