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執事と大人のお勉強

第17章 番外編3 誕生日

夏希side



夏「今日は12時に旦那様とお食事でございます。ディナーは何に致しましょう」



「篠原さんのが作るのなら何でもいいんだけどなぁ」



夏「そうはいきません!特に今日は、美音様のお誕生日なのですから!」



俺がそう言うとお嬢様は上げていた手を下ろした。



「そうだった!!」



「美音様っ。急に手を下ろされては困りますっ」



着替えをしていた途中だったお嬢様は、「あ、ごめん…」とメイド達に謝っていた。



夏「お忘れだったんですか。さきほどメイド達も祝辞の言葉を言ってらっしゃったのに…」

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