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雪の降る日に

第3章 日常×後輩

「い、伊吹…っ!そーゆうのはいいから…っ!」
颯月が恥ずかしそうにしながら言う。

「送ってくれてありがとう…っ」

「ん」


「じゃ、颯月さん行きましょーか!」
塔夜が手を差し出す。

「あ、うん…っ」

颯月は、それを握り事務所の方へ歩いていった。


…胸が痛いのは何故だろう。たったあれだけの事なのに…。

「…はーーー…」
自分の器の小ささに呆れる。
ましてや、颯月はただの家族なのに。俺が独占していいわけではないのに。


俺は、溜め息をつきながら車を出した。

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