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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

いや違う、今の私は魔法少女。
お仕事モードに切り替える。

給料発生しないどころか持ち出しばっかの魔法少女稼業だけど、
引き受けたからにはやりきるのみ!

「待ってたッチよホーリーエンジェルカオリン!
早くあいつを倒すんだッチ」

チッポ君がびっと前足で示す先には
ボコボコと変身中のマナカーン(だっさい名前だなぁ)

変身し切る前に仕留められたら楽だけど、
楽に死なせてなるものか!
って乙女心もあったり。

「モチの!ロンなり!キュートな小悪魔☆
マジカルカオリンにおまかせあれ!
一撃で華麗にしとめてあげるでありんす、ござんす、サイエンス☆
手始めにカオリンのマジカル科学力を
お見舞いしてやるなりよぉ」

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