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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

清らかな愛の力が魔法少女の活動エネルギーになるという考え方もあるけどれど
それよりもっと直接的な力、
それは怒り。


「そうだッチ!カオリン聞いてくれッチ!あれはチッポ君が秋葉原に
新作エロゲーが値下がりした頃を狙って買いに行った帰りの話ッチけど…」

「およよ?新作が値下がる頃ならぁ
それは旧作っていうんじゃないでありんすか?
きゅうさくといえばカオリンはー夢野久作を愛読していたぞよ~」

「まったモテそうにもない上にサブカルこじらせた感が絶望的な
カオリンっぽいチョイスッチね!はともかくチッポ君が帰りの電車で」

「あいやまたれいチッポ殿!
今なんといったでおじゃるか?電車とな?
チッポ君は電車に乗るんでありんすか?
電車、そうトレイン、ラブトレインで地球に愛を運ぶでおじゃるか?」

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