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ちょっとえっちな短篇集

第10章 魔法少女29歳

チッポ君は私が魔法少女な限りわたしのそばにいる。

私は処女である限り魔法少女である。

チッポ君は三次元の女に興味がない。


「チッポ君、私、やっぱり決めた。この町を守りたい…」

「どうしたッチか、急に、
てかチッポ君の手を離すッチ、気色悪いッチ!」

「絶対に離さない!
これからも私とチッポ君は二人三脚でこの町を守っていくんだから!
私!ずっと!魔法少女やり続ける!」

「カオリン…!」

チッポ君(人間体)の目に涙が浮かぶ。

ああ、そんな顔もかわいい…!

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