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ちょっとえっちな短篇集

第11章 プルメリア

入ってる…

体の中に広がる彼の存在。
ひとつになってる。

「痛くない?ヘイキ?」
「全然痛くない、すごいきもちいいよ」

動いてもいないのに
私の体はすっかり喜んでいて
とろとろになってるのが自分で分かった。

「ん、ボクも気持ちいい」

優しそうな彼の黒い瞳も
興奮して揺らめいていた。

私として気持ちいいんだ。
私に興奮してくれてるんだ。

うれしい
ぶわっておなかから湧き上がってくる熱。

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