テキストサイズ

ちょっとえっちな短篇集

第15章 さわらないで

だってこんな顔上げてられないよぉ…

顔上げてたら他の人に見えちゃうよ…


さっき混雑した電車の窓に一瞬映ったのは
満員電車で真っ赤な顔をしている私

涙がたまって顔が赤くて
何かを我慢してるみたいな普通じゃない顔

具合が悪いのかな?
って思われるかもしれないけど


「んっ…!」

時々我慢できなくて出てしまう声は
病気のせいじゃないってはっきり分かる。

そう、私は今痴漢にあってるの…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ