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案内屋 〜アンナイヤ〜

第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二

もう少しで、何かに辿り着ける気がした。

この人に聞けば…


「渋谷。」

突然口調が変わった。
妙に真剣だ。

「は…はい。」

「調べるのは別に構わないが、これについてはあまり深入りしない方が良いかもしれないぞ?本部が関わっているとしたら厄介だ。」


忠告。仲間として、上司としての忠告。


「気を付けろよ?」

「はい。」


そこで陣内の方から通話は切れた

意味深な会話、陣内はあくまで渋谷を心配してくれた。

だが、渋谷はそれでも真実を追い求めることにした。



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