
案内屋 〜アンナイヤ〜
第7章 アライ ザ ほーむ 其ノ二
「実は俺もそれは気になっているんだ。だが、どこにもそれに関する資料は無い。調べようがないんだ。」
陣内には悪いが渋谷は落胆した。
何か分かるかもしれないと期待していたからだ。
「だが、もしも誰かに本当に消されたのだとしたら、それは案内屋関係の人間かもしれないな。」
「えっ…!?」
「記憶を消せるDCAは幾らでもあるだろうし、やろうと思えば出来るはずだ。ただ、ウチに限った話では無い。全世界24の支部の誰かか?もしくは本部の人間か?どちらにせよ、案内屋の誰かがあいつの記憶を消したのだとしたら、凛丸の元々の記憶は案内屋にとって都合の悪いものだったのかもしれない。」
渋谷は唖然とした
自分もなんとなくそんな推理を立てていたが、陣内が言うことでまた更にそれが真実味を増す。
陣内には悪いが渋谷は落胆した。
何か分かるかもしれないと期待していたからだ。
「だが、もしも誰かに本当に消されたのだとしたら、それは案内屋関係の人間かもしれないな。」
「えっ…!?」
「記憶を消せるDCAは幾らでもあるだろうし、やろうと思えば出来るはずだ。ただ、ウチに限った話では無い。全世界24の支部の誰かか?もしくは本部の人間か?どちらにせよ、案内屋の誰かがあいつの記憶を消したのだとしたら、凛丸の元々の記憶は案内屋にとって都合の悪いものだったのかもしれない。」
渋谷は唖然とした
自分もなんとなくそんな推理を立てていたが、陣内が言うことでまた更にそれが真実味を増す。
