私立愛鷹学園高等部
第12章 *予感と運命*
-ヒカリside-
「ん~…まだ眠ぃ…」
朝か、寒いな。
まだ布団から出たくない…
が、オレには学校があるわけで…
二度寝の欲望に耐え布団から出る。
「…うわっ!!冷たっ!!」
顔を洗うと
水はいつもより冷たく感じた。
もう冬なんだな…
そういや…
旗四部と数学が始まってから
3週間と4日がたった。
あと3日…
オレは旗四部を好きになってた。
いつの間にかあいつを探して、
あいつと話して、笑って…
でもまだ言ってない。
関係が崩れるのが怖いから。
そろそろオレからしてやろうかな。
あいつMっ気あるし苛めてみる?
それとも甘々プレイがいい?
いつしか
旗四部中心の生活に変わっていた。