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私立愛鷹学園高等部

第13章 *悲しい嘘と真実*


でもお母さんは止めない。
自由になれるから。







僕の身体にはたくさん痣があって 
煙草の火傷の痕もある。

幼稚園にも行ってなくて
友達も誰ひとりとしていなかった。



お父さんから逃げられないし
お母さんも助けてくれない。

もう頭がおかしくなりそうで
消えちゃいたいって思ってた。


その感情は何なのかは、
雪が降ってて外に遊びに出た時に
近所の悪いお兄さんが教えてくれた。







それは

『死にたい』


と言う感情だと言うこと。



 

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