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私立愛鷹学園高等部

第14章 *すれ違った心の行方*


「普段あんましない…つか何しに来たんですか?」



「目、やっぱ腫れてんな。」
「な、腫れてないし…」

「涙の跡あんじゃん。」
「話そらさないで。」

「謝りに来たんだ。」



ーギュッ…

オレはベッドに座ったままの
旗四部を強く抱き締めた。


「わっ、ちょ新山…///」
「ごめん裏切って。本当はお前が好きだ。コトハとも付き合って無い。
あれはあいつの嘘なんだ。好きだ、
好きだ旗四部。オレ、すげぇズルいこと言ってる。わかってるんだけど…
好きだっ…大好きだっ…」

「そん、な…一気に言うな…///
新山はズルくなん、かない、し、
オレも好き…///先生が、いや、新山ヒカリが…好き…///」

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