私立愛鷹学園高等部
第5章 *彼はライバルに気付かない*
「いや、その顔はなんかあったよ。一体何年親友やってると思ってるの?」
「………ですよね、はい。
なんかしたけど…あんまり言いたくないかな…」
「はぁ!?ケチってんじゃねぇよ!!!
今更なんだよ!!今まで散々色々したくせに!!」
「あーもーわかったよ!!///言えばいいんだろ!!?///
新山とチュウしたんだよ!!しかも激しいやつ!!!」
「……………へぇ。」
あ、ヤバイ。
きつく言い過ぎた。かも。
つかなんでオレバラした!!!!?
この可愛い想い出は心にしまっておこうと決めたはずなのに!!!!
あーオレばか!!!
「いやっ、あのね…」
「言い訳はいらないから。
なんか夾がそこまで人にはまると思ってなかった。心外だった。」
「べっ、別いーじゃん!!オレが誰にはまろうと勝手だし!!色々女との過去があるとはいえ、ホモになる可能性は十分あるわけであって、一番が翔じゃなくても新山は違うジャンルだし…」
「うるせぇ言い訳すんな。」
「はい ゴメンナサイ。」