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私立愛鷹学園高等部

第7章 *戦外の二人*


僕は見た目や知名度よりも
愛が欲しかった。

真の笑顔で遊んでくれる友達が
心から愛してくれる彼女が
本当の意味で必要としてくれる家族が

欲しかったんだ。


でも
現実からは逃げられない。

家にいるときは
自分の部屋にこもってた。

学校やスタジオでは
心から笑うことは無くなっていた。



誰も僕を必要としない、
そんな生活は高1まで続いた。



そんな僕の人生をかえたのは
誠人だった。

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