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俺の小さなお姫様

第7章 第七章 進路


「雅樹お前知ってんだろ?
教えろよ。」


雅樹を睨むと、目をそらしながら話始めた。


「いやー、俺は美羽ちゃんが冬休み中よく家の店に来てた時に、遥斗と最近会ってないって話を聞いただけだよ…。

でも…。」

雅樹の話が途中で途切れた。

その話の続きを女子達がはなす。

「でもー、何か学校の奴等が遥斗と小さな女の子が手繋いで一緒にいる所けっこう見てるんだよねー?(笑)
実際、うちらも見ちゃったし?


ね、あの子ってもしかして遥斗のガキ?(笑)」


きゃーと言って女子達が盛り上がる。




…ふざけんなよ。


ガンッと自分の机を蹴飛ばす。



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