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俺の小さなお姫様

第7章 第七章 進路



ブランコを揺らしながら美羽がいつもより小さな声で話出した


「ねぇ遥斗はこっち残るんだよね?」


…急に何の話だ?



進路か?


「大学の事?

俺は地元の美大に行くよ。
美羽は…。東京行くんだったよな 」



「うん。

遥斗とはあんまり会えなくなっちゃうね…。」


遠距離か…。

美羽が何を言おうとしてるのか大体わかってきたかも。




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