俺の小さなお姫様
第9章 第九章 大学生&小学生
「うーそ。冗談だよ(笑)
だから一回手離せよ?」
「…うん。」
しぶしぶ手を離したガキんちょの後ろに回って抱き抱えるようにして、ガキんちょの右手に自分の右手を重ねる。
「さてと、じゃ書きますかー!」
「おー!」
相変わらずいいノリしてんじゃん?(笑)
ペンとガキんちょの手を上から握って教科書に名前を書き始める
「桐…、、山…、愛……っと。
よしっ、完璧~♪」
「かんぺきー♪」
我ながらに上手く書けたな(笑)
ただガキんちょがじっーと名前を見ると、不思議そうな顔をした
「はるちゃん…。
愛、かんじよめないよー?」
…。
ヤベ、ミスった。
てか、漢字で書いたら他の子も読めねぇじゃん(笑)
わー、俺って馬鹿だ~(笑)