俺の小さなお姫様
第9章 第九章 大学生&小学生
時計を見ると、8時近い…。
あー、これじゃ俺が遅刻だな(笑)
どーすっかな?1限目サボるか?
「うーん。」
ピンポーン
俺が悩んでいるとインターホンがなった。
愛のヤツ忘れ物でもしたのか?
ピンポーン、ピンポーン
「はいはい。ちょっと待ってろ」
再び玄関に向かい、扉を開けながら話だす。
「愛、なに忘れたんだよ?」
…。
「…え?遥何言ってんの?」
…。
なんでこいつが家の前にいんだよ?
「お前こそ何しに来たんだよ?
アズ。」
インターホンを鳴らしたのはガキんちょじゃなく、昨日大学で知り合った梓だった