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俺の小さなお姫様

第10章 第十章 梓の素性

「もぅっ…遥!見てねぇで助けろよ!」

「あー、悪ぃ。忘れてた(笑)」

いやぁ、見てると面白くてすっかり忘れてたよねー。

今だに梓の服を引っ張っているガキんちょを抱き上げて、訳を聞く事にした。

「愛ー?何で梓とこ追い出そうとすんの?」

「むぅ…。やくそくしたもん。」


約束…?だってこいつ、アズとは初対面だよな?

俺はそんな約束した覚えねぇし…。

???
じゃ、誰との約束?

「それってどんな約束なの?俺とのじゃないよな?」

「うん。みゆぅちゃんとねやくそくしたの。




女の子お家にいれちゃだめだよって!」



…。



…。



…そーいえば、前に美羽とそんな話してたっけ。

だけど…。女の子って?




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