俺の小さなお姫様
第10章 第十章 梓の素性
「…アズ、ちょっと失礼。」
ぺたっ
俺は梓の胸に手をあてた。
「ばっ、どこ触ってんだよ!!」
…ぺっちゃんこって言いたいとこだけど、男にしては柔らかいよーな気がする
「お前…。胸ねぇな(笑)?」
「遥のバカ!貧乳で悪かったな、どーせAcupしかねーよ!」
…。
「ほぅー、Acupねぇ?」
男の胸にサイズなんかねぇっつーの(笑)
梓を見ると、ヤバって顔をして必死にごまかそーとしている。
今さら遅いんだけどねー(笑)
「え、あ、いやねぇ俺何言ってんだろ~?
ほら、えーと、女だったらAcupぐらいかなぁってね?(笑)」
「もーいいよアズ。
…いや、梓ちゃん?」
ニヤッと梓を見ると、その場に座り込んでしまった