俺の小さなお姫様
第10章 第十章 梓の素性
「はるちゃん?お手てだいじょーぶ?」
ガキんちょが心配して俺の手を握ってくる
ごめん愛。俺ってやっぱり駄目な大人です(笑)
「あー愛ちゃん。心配するだけ無駄だと思うよ?
どーせ遥の事だから良からぬ事でも考えてたんでしょ?(笑)」
片手にオムライスの乗った皿を持ちながら梓が戻ってきた。
「ん、んな事考えてねーよ!」
「はいはい。
遥、嘘下手なんだからつかないほうがいいよ?(笑)
てか、そんな事より腹減ったんだから早く食べよーよ!」
いや…。お前はもう食ってんだろ(笑)