俺の小さなお姫様
第2章 第二章 お買いもの
「はるちゃんっ、くるしーよ!」
俺の腕の中で愛がもがく。
「あ、わりぃ。」
「もーはるちゃん謝ってばっかり!(笑)」
「お前に言われたくねぇよ(笑)」
顔を合わせて2人で笑い合う
「…とりあえず2人とも仲直り出来て良かったじゃん!
俺はそろそろ店に戻るけど、あと2人で大丈夫?(笑)」
ポンッと雅樹が俺と愛ちゃんの頭の上に手を置いて聞いてきた。
ガキんちょはいいけど、何で俺の頭の上に手ぇ置くかな…。
でも、こいつのおかげで愛と仲直りできたんだし
「ああ。雅樹、今日はありがとな。」
「別に俺は何にもしてねーよ?
今度、何か奢れよな(笑)」
そう言って雅樹は手を振って帰っていった