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俺の小さなお姫様

第4章 第四章 俺の彼女

あの電話は美羽だったのか。

「もぅっ、起きてるなら電話ぐらい出てよ!

だいたい、今日何の日だか分かってるの?」

美羽が俺にジリジリと迫ってくる
こりゃ、怒ってんなー。

「クリスマスだろ?」


「知ってるなら、何で私の事放置すんのよ?

私達付き合ってんのよ!」

分かってるっつーの。
ただ、それどころじゃなかったんだよ!


「…おばちゃん、うるさーい!」

俺に抱っこされながらガキんちょが
美羽に向かって爆弾発言をした。


ヤバいな…。


「遥斗、何この生意気なガキんちょは?」



「この前話しただろ?
昨日から一緒に住んでる愛だよ」


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