俺の小さなお姫様
第5章 第五章 涙の理由
「俺が雅樹より上で安心したよ(笑)
つか、そろそろ寝るか。
俺明日バイトだし。」
ソファーから立って愛をだっこする
「バイトー?」
「んー。仕事だよ
お前の事は雅樹に預けて行くから、ちゃんと待ってろよ?」
雅樹に預けんの本当は嫌だけどねー(笑)
でも、家に一人にするわけにもいかねぇしな
「はるちゃん、どっか行っちゃうの?」
ガキんちょが不安そうな瞳で俺を見つめる。
ったく、さっき置いてかねぇって言ったじゃねーか!(笑)
まぁそれだけ、このガキんちょにとっては不安な事なんだろうな…。