俺の小さなお姫様
第7章 第七章 進路
ガラッ
教室に入ると、いつものメンツが俺の机の周りに集まっていた。
「遥斗、来んの遅ぇよ。」
後ろから雅樹が抱き付いてくる。
お前に抱きつかれても嬉しくねぇんだけど(笑)
「雅樹、重い。はなせっ!」
「いーやー♪(笑)」
糞野郎…。
「ほんと、遥斗ったらおそーい!
てか、美羽と手繋いで登校して来んのこっから丸見えだから~!(笑)」
「う、うるせぇよ!」
女子にきゃーきゃー言われ、だんだん顔が赤くなってきた。
マジで美羽が隣のクラスで本当に良かったと思う。
こんな顔あいつに見せらんねぇ(笑)