テキストサイズ

妄想と生きる。

第24章 自暴自棄。

『ゴメン、急に。俺ストレートにしか言えないからさ。キスしたいなぁって思ったから…』

この人は正直な人だ。

そんなこと笑顔で言われたら…

『どうぞ…してください』

何を言ってしまってるんだろう。


どうして、断われなかったのだろう。


また彼を傷つける。


そう思っているのに。


キスしてしまった。


『何か恥ずかしいね』

そう言われた。

またズキンっとする。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ