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妄想と生きる。

第33章 リストカット。

信じようという気持ちはあるのに…

その頃、私は手帳に、毎日のように自分の苦しい心境を綴っていた。


神様、どうか私を死なせて下さい。
死ぬことを許してください。
苦しいです、辛いです。

どうしてなの?

助けて…あなたがいない時間、どうにかなりそう。

こわい。

私やっぱり強くない、死なせて下さい。



リストカットはもうしないと旦那と約束したのに…

あの日から毎日のようにしていた。

いつも後悔する。


痛みを感じて涙がでてくる。

過呼吸も頻繁に起こすようになっていた。

食事も出来ない。

家族に心配かけまいと無理して食べるも、時々、吐き気に襲われ、戻してしまう。

私はどんどん痩せていった。


私の事を心配して旦那が仕事中に様子を見に来てくれてた。


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