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妄想と生きる。

第42章 心療内科。

私は部屋に戻って、間違って届いたメールを読み返した。


 
苦しい、

なのに、涙が出ない。



私の心の中は、ぐちゃぐちゃでもなく、もう何にもないような、そんな感じだった。


苦しいのに、心の奥が痛くならない。

心がなくなってしまったようだ。

そんな私は、もう死ぬしかない…


気が付けば日付が変わってた。


私は旦那の所へ行った。

お風呂場の戸を開けると、ちょうど上がるとこだった。

私が何か言う前に旦那が言ってきた。

『悪かった』

開き直るわけでもなく、言い訳するわけでもなく、普通に言ってきた。

私は感情的になって言った。
『いつから?もう、やったの?これから、どうすんの?』

私の問いに旦那が答えた。

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