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妄想と生きる。

第42章 心療内科。

一度は布団に入ったが、目が覚めた。

私はまたメールを送った。

同じメールを全部で29通。


29歳になった私。

これから、どうなるの?


それは自分が決めていくこと。

…今更、遅い…

違う、遅くなんてない。

旦那の揺れてしまった気持ちを知れたことは、私にとって良かったのだ。

そう思うことにした。


ショックで、苦しくて、悲しくて、涙が止まらなくて。

でも、それは旦那のことが大好きだから、キライになれないし、離れられない。

心の奥がズキズキ痛むのは、そういうことなんだ。

最悪の誕生日…?

決して最悪ではない。

こういう運命だ。



病院は明日。



私、変わらなきゃ。



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