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妄想と生きる。

第44章 穴だらけの心。

エッチしているとき。

繋がっているとき、私は言う。

『私の事、好き?愛してる?』


『好きだよ。愛してるよ。』



心が痛い。

私が聞かなきゃ言ってくれない。

そんなことで…

悲しくて、苦しくて。

ズキズキする。


自分がこんな気持ちだから、エッチしても満たされないのかもしれない。

終わった後、余計に苦しくなるときもあった。



私は妄想してしまう。

もしも、他の女にも同じことをしていたら…

私よりも、愛おしく思いながら抱いていたらどうしよう…

そんなバカなことを考えてる自分。

また自分を見失ってしまいそうだった。


吐き気がする。

こんな自分が大嫌い。

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