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妄想と生きる。

第48章 1通の手紙。

『何か差出人のない手紙がきてるよ』

旦那が手紙に気づいて持ってきてくれた。

『なんだろ?』

私は何も思わず、封筒を開けた。

封筒の中には、紙が1枚。


私の顔から血の気が引いた。

言葉も出なかった。


持つ手が震えてきた。



旦那を見た。

涙が出そうだ。

『…な、何よこれ…?』

私は震えながら手紙を差し出した。



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