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妄想と生きる。

第55章 破裂…。


あ、まただ…

またウソ言ってる。



『してない』なんて言葉、信じられるわけもなく、私は問い詰めた。


『した。けど、ちょっと話しただけだし、、なんか熱中症になったらしくて、引っ越したばかりで知り合いもいないだろうし…だから…』

もう聞かなくてもいい!

言い訳ばっかり!

何で最初にウソつくのよ!

私は、また心に傷がついた…


言い訳なんてしなくていいら謝ってよ…

私の気持ちをまず考えてよ…



『ごめん』…
そう言って、私の中から不安が消えるように、抱きしめてよ…

この時。何かが破裂した。

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