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妄想と生きる。

第15章 素直な気持ち。

高3の夏休み。

進路のことで学校に行かなきゃいけない。

私は卒業したら地元を出て専門学校に行くことに決めていた。

タカちゃんは地元に就職すると言ってた。


淋しい。



学校に行ったらタカちゃんが居た。

『今日来てたの?』

そんな日常会話。

でも、私はタカちゃんに会えてテンションが上がってる。

たった少しの時間でも会えたことが嬉しかった。


(もしかして、私が来るって言ったから合わせて来たのかな…?

タカちゃんは私のことどう思っているのかな?)

そんなことを考えるようになってた。

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