テキストサイズ

妄想と生きる。

第18章 2人の距離。

卒業式の後、私は友達の家に行く約束していた。


テンションが上がらない。


私、自分勝手だよね…

タカちゃんは、まだ私の事を好きでいてくれてるのかな。

私はケータイを握り締めタカちゃんからの連絡を待っていた。

友達の家までトボトボを歩いていた。


~♪
!!
私はすぐに出た。

タカちゃん。

『さっきは周りに友達いたから、電話切っちゃた。ごめんな。
…俺も好きだから、ずっと変わってないから…』


嬉しかった。

タカちゃんの気持ち。



私達はまた恋人同士に戻った。

前よりも強い絆で結ばれたような気がした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ